『新聞をどう読むか』

現代新書編集部『新聞をどう読むか』(1986 講談社現代新書)を読む。
おそらくは高校時代あたりに、小論文を書くための新聞の切り抜きをやっていた頃に買ったものであろう。20年前の古本屋のラベルが貼ってあった。
新聞についての簡単な解説を交えて、当時活躍されていた文化人32人がタイトル通り、新聞をどう読み、どう活用しているか自由に語るという内容である。
中沢新一氏や外山滋比彦氏、澤地久枝さん、今村仁司氏、佐野真一氏、西部邁氏など、現在でも活躍されている方々の仕事の秘密というか裏側を見ているような気がして面白かった。
また、社会事件から政治、経済、文化まできちんとした情報収集、編集、校閲を経て世に出てくる新聞記事を読み、活用することの大切さを実感した。

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