山口謠司『ん:日本語最後の謎に挑む』(新潮新書 2010)を読む。
「n」と「m」の違いから始まり、「ん」という文字の起源や空海が学んだサンスクリット語との関係、「ん」の発音の変遷などが語られる。『万葉集』や『土佐日記』などの用例を用いながら分かりやすく説明されている。しかし、大学時代のつまらない国語学の先生の語り口が思い出され、苦手意識が先走ってしまい、あまり楽しむことができなかった。
『ん』
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山口謠司『ん:日本語最後の謎に挑む』(新潮新書 2010)を読む。
「n」と「m」の違いから始まり、「ん」という文字の起源や空海が学んだサンスクリット語との関係、「ん」の発音の変遷などが語られる。『万葉集』や『土佐日記』などの用例を用いながら分かりやすく説明されている。しかし、大学時代のつまらない国語学の先生の語り口が思い出され、苦手意識が先走ってしまい、あまり楽しむことができなかった。