地上波で放映された、サム・ライミ監督『スペル(Drag Me to Hell)』(2009 米)を観た。
ホラー映画の王道を行く作品であった。前半は不気味な不協和音と不審な物音によって観客の緊張が高まり、後半は黒魔術を操る老婆と闇の死者との対決など、ややファンタジーめいた色合いが濃くなる。効果音などの安っぽさは狙いか?
予定調和的に話がポンポンと展開するため、伏線のシーンをつい忘れてしまい、最後のどんでん返しがうまい具合にハマる。
[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=f0u9-yZCw4U[/youtube]