パンフレット研究:学習院大学

1847年に京都で皇族の教育施設として開講し、1877年に神田に移転し、1907年 に現在の目白に移転されている。戦前までは宮内庁管轄の学校であり、戦後になってから新制大学として発足している。日露戦争で功績(?)をあげた乃木希典 が第10代の学習院長を務めている。
大学の構成は発足からほとんど変わらず、法学科と政治学科からなる法学部、経済学科と経営学科からなる経済学部、哲学科、史学科、日本語日本文学科、英米 文化学科、ドイツ語圏文化学科、フランス語圏文化学科、心理学科からなる文学部、そして、生命科学科、物理学科、化学科、数学科からなる理学部の4学部で 構成されている。
これまで就職や資格、奨学金などの宣伝が満載の郊外型大学のパンフレットをさんざん読んできたためか、学部学科での学び一本槍のパンフレットに新鮮さを感じた。出てくる風景や学生の姿も昔めいており、十数年前の大学のパンフレットを読んでいるような錯覚を覚えた。
AO入試やセンター利用入試、地方入試、複数日程入試といった入試制度はなく、昔ながらに目白キャンパスでの3教科の一発勝負のみである。
山手線目白駅から徒歩30秒の広大な一等地にあり、全学部全学年同じキャンパスで学ぶというのは魅力的である。学費も他大と変わらず、落ち着いた環境で勉強する学生にとってはベストな選択肢であろう。

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