本日の東京新聞朝刊に、学生時代の知人の田浪亜央江さんのインタビュー記事が紹介されていた。記事ではイスラエルの右傾化やハマスへの侮蔑意識、マスメディアの煽動などが紹介されている。宗教的な右派は孤立するほど正しいという傾向もあり、イスラエルがますます先鋭化していくのが現状である。そうした情勢を踏まえ、田浪さんは米国のユダヤ人社会や米国の若者の反戦運動に期待を示している。
イスラエルの是非を云々する前に、周辺国が結束してイスラエルへの経済封鎖はいかがであろうか。イスラエルの穀物自給率はわずか6%(日本の穀物自給率は28%。但しとうもろこしや大豆などの飼料が多いので、米はほぼ100%)である。人道的な配慮は尤もであるが、イスラエルを経済的に追い詰めていくことは可能である。アメリカの学生がイスラエルに加担する米政府を批判するように、それぞれの国でイスラエルとの関わりを続けるそれぞれの政府を批判していくことが大切である。