『太陽光発電のすべて』

Newtonムック『太陽光発電のすべて』(ニュートンプレス 2010)をぱらっと読む。
2009年から始まった電力買取義務化制度に合わせて、太陽光発電の仕組み当時の最新の太陽光パネル、自治体ごとの補助金制度などがイラスト入りで解説されている。

世界の砂漠の4%(約65万平方キロメートル)に巨大太陽光発電所を設置すれば、世界で消費される全エネルギーの量を生み出すことができるという試算がある。また、夜間は発電できないという太陽光発電の死角を補うため、モンゴルのゴビ砂漠やイラン、アラビア半島、サハラ砂漠、オーストラリアなどの世界中の砂漠のメガソーラーを送電線で繋ぐジェネシス計画なるものがあるそうだ。他にも宇宙太陽光発電や月太陽光発電など、夢のあるプロジェクトが興味深かった。