「ルカシェンコ大統領、EUへ報復示唆」

本日の東京新朝刊に、ベラルーシ情勢の記事が掲載されていた。
いよいよロシアプーチン大統領&ベラルーシルカシェンコ大統領と、EU&ベラルーシ野党勢力との対立構造が鮮明化してきた。ルカシェンコ大統領は、欧州とロシアを結ぶ原油・天然ガスのパイプラインや石炭の輸送ルートを遮断するとの脅しをかけている。実際、EUはロシアからの資源がないと生活や産業が成り立たない。

先週の授業の中で、プーチン大統領による武力介入の危惧を伝えたが、現在のところ、フランスのマクロン大統領を中心とするEU側の牽制が功を奏しているようだ。事はベラルーシ一国の問題ではなく、その背景にあるロシアの資源外交の是非、ウクライナ問題の評価が問われている。