『都づくし旅物語』

長野まゆみ『都づくし旅物語:京都・大阪・神戸の旅』(河出書房新社 1994)をパラパラと読む。
前半はJR西日本が発行している情報誌に連載された3都への旅のエッセーとなっている。後半は雑誌「Hanako」に連載された「三都物語」の広告に掲載された脈絡のない短編小説となっている。前半はまだ読むことができたが、後半の少年を登場人物とした夢物語は受け付けられなかった。

Wikipediaで調べたところ、作者は学生時代に稲垣足穂の小説を読んでいたとのこと。高校時代に『一千一秒物語』を購入して読んだ記憶があるが、こちらの方も最後まで読むことができなかったと記憶している。