『館山の記』 栗原照久『館山の記』(文芸社 2000)を読む。 自費出版だろうか、著者個人の故郷館山での子どもの頃のエピソードが綴られている。 小説の体をとっているが、特に盛り上がりもなく、淡々と著者個人の家族や友人との触れ合いが描かれる。