『国際協力の現場から』

山本一巳・山形辰史編『国際協力の現場から:開発にたずさわる若き専門家たち』(岩波ジュニア新書 2007)をパラパラと読む。
ジェトロが主催していた旧アジア経済研究所開発スクール卒業生で、国連の外郭団体で国際協力に携わる20名弱の方のレポートがまとめられている。開発途上国での貧困や性被害の実態から、先進国の一方的な「援助」の難しさ、「国際協力」という当事者国主体の持続的な開発について語られる。
スーダンやコンゴ民主共和国、南アフリカに囲まれたレソト王国の状況が少し理解できた。