伊藤比呂美『女の絶望』(光文社 2008)を読む。
「小説宝石」に1年にわたって連載されたコラムである。
ずばり、不倫やセックス、マスターベーションといった単語が羅列され、女の生き方や処世訓が有り体に語られる。女にとってリストカットもセックスも自分の存在を確かめるイタ気持ちいいものという考えは興味深かった。また女性は幾つになっても恋愛至上主義で、愛されている実感が自分のアイデンティティを支えるといった著者の物言いに、なるほどと肯くところが多かった。
伊藤比呂美『女の絶望』(光文社 2008)を読む。
「小説宝石」に1年にわたって連載されたコラムである。
ずばり、不倫やセックス、マスターベーションといった単語が羅列され、女の生き方や処世訓が有り体に語られる。女にとってリストカットもセックスも自分の存在を確かめるイタ気持ちいいものという考えは興味深かった。また女性は幾つになっても恋愛至上主義で、愛されている実感が自分のアイデンティティを支えるといった著者の物言いに、なるほどと肯くところが多かった。