飯森進一『地球の見方・考え方−市民のための地球科学入門』(文芸社ビジュアルアート 2010)を読む。
市民と科学者の対話形式で、宇宙誕生から現在までの時間スケールの捉え方に始まり、地球の誕生から海や山の形成過程、生物の進化など、数式や元素記号などほとんど用いずに分かりやすく説明している。今まで理解ていなかった岩石中のケイ素の働きや、マントルの働木など、基礎的な地学の勉強となった。
おそらく自費出版なのであろうが、十分に高校生向けの参考書として使える一冊出会った。
『地球の見方・考え方』
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