『乳房』

第12回吉川英治文学新人賞を受賞した短編集、伊集院静『乳房』(講談社 1990)を読む。
表題作の他、4編が収められている。それぞれ主人公の名前も境遇も違うが、おそらくは、作者伊集院静氏の数奇な過去のその時々の姿が投影されていると思われる、私小説のような作品である。
よって、作者の人生をよく知らないので、作品としてはあまり面白くなかった。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください