『最後の授業』

昨年度に引き続いて、また今週から森鴎外の『舞姫』を扱っている。少しドイツ文学でもと思い、本棚を物色したところ、カフカの『変身』、ミヒャエル・エン デの『果てしない物語』、エンゲルスの『空想から科学へ』の3冊が目に入った。しかし、どれも疲れている目と頭には過重な負担だと敬遠した。
そしてプロイセンに因むということで、ドーデ『最後の授業』(ポプラ社文庫 1981)をさらっと読んだ。文明対自然、機械対人間といった、子どもにも分かりやすい寓話が多数収録されているのだが、読みやすさを重視して翻訳したためか、作品のあらすじだけを読まされているような感覚が拭えなかった

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