てんきりょう『北極の光:北欧旅日記』(近代文芸社 1997)を読む。
近代文芸社刊行の本なので、おそらくは自費出版であろうか、個人の旅行ブログのような内容である。
アイスランドへの8日間の旅行体験記がまとめられている。といっても、肩肘の張った自転車やバイクでの過酷な冒険旅行ではなく、バスツアーや市内観光、旅先で出会った人とのおしゃべり、食事のメニューが時間軸に沿って綴られているだけである。
アイスランドの地図や統計情報を片手にしながら、20分くらいで読み終わってしまった。感想はない。しかし、内容はさておき、「白夜」や「溶岩台地」「大西洋中央海嶺」、広がるプレートの裂け目が地表に顔を出す「ギャオ」などの地理用語が出てきて、地図帳や資料集の復習に役立った。
『北極の光』
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