『実践!アインシュタインの論理思考法』

スコット・ソープ『実践!アインシュタインの論理思考法(How to Think Like Einstein)』(PHP研究所 2002)を半分ほど読む。アルバート・アインシュタインがそれまでのニュートン以来の常識やルールを破って、相対性理論を発見したように、ビジネスや日 常生活における小さなアイデアを問題解決にまで導くためのハウツー本である。
日本語訳もこなれておらず、また日本の社会や組織にそぐわない「戦略論」であり、途中で興味をなくした。
また、アインシュタインの言葉が数多く引用されているが、話の中身は著者自身の見解であり、アインシュタインの業績とはほとんど関係ない。書店で読者の興味をひくためにアインシュタインの名前を利用したにすぎない羊頭狗肉な本であった。

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