『野村イズムは永遠なり』

野村克也『野村イズムは永遠なり』(小学館文庫 2011)を読む。
東北楽天ゴールデンイーグルスを率いて4年目の2009年6月に刊行された単行本の文庫化である。昨日読んだ『エースの品格』と話が半分かぶっていたので、さーっと読み進めた。
球界暴露話ではないが、野村監督の基準に叶った落合博満氏や若松勉氏に対する賛辞は尽きないが、そうではない古田敦也氏や外国人監督に対する批判は手厳しい。また、王貞治氏についてはそうした賛否を越えた高踏的な人物として評しているのが面白かった。

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