増田正造・戸井田道三『能を楽しむ』(平凡社カラー新書 1976)をパラパラと読む。
イランやドイツで能舞台の海外公演が大人気という話題に始まる、能舞台の入門書となっている
兼好法師の徒然草「花は盛り」の一節「都の人のゆゆしげなるは、 睡りていとも見ず。」を挙げて、中世の頃からお花見や葵祭の見物で、派手さだけを喜び、心で鑑賞する余裕や間を味わうゆとりが失われており、ましてや現代において寡黙な文化が
増田正造・戸井田道三『能を楽しむ』(平凡社カラー新書 1976)をパラパラと読む。
イランやドイツで能舞台の海外公演が大人気という話題に始まる、能舞台の入門書となっている
兼好法師の徒然草「花は盛り」の一節「都の人のゆゆしげなるは、 睡りていとも見ず。」を挙げて、中世の頃からお花見や葵祭の見物で、派手さだけを喜び、心で鑑賞する余裕や間を味わうゆとりが失われており、ましてや現代において寡黙な文化が