絹代『自転車でカラダとココロのシェイプアップ』(枻出版社 2008)を読む。
東大農学部出身の著者が、自転車だけでなく栄養学や体の消化・吸収・代謝などを分かりやすく解説している。自転車自体の紹介はほとんどなく、自転車を活用して美しく、健康に痩せるダイエットの本となっている。ジュースやバター、クリームなどのエンプティカロリーは避け、バナナやアボガド、パイナップルなどのカリウムやクエン酸を含んだフルーツや、トマト、オクラ、きのこ類などのビタミンが豊富な野菜を取ることをお勧めしている。また、ちょっと軽いかなと思うくらいの有酸素運動を継続することで、代謝能力を上げ、遅筋を付けることで、脂肪が溜まりにくい体にすることが一番の近道だと説く。食事を制限すると筋肉が落ち、余計に脂肪が付きやすい体になるので注意とも説く。