本日の東京新聞夕刊より
地理Aでは韓国の地誌で人口問題について扱いました。また,地理Bでは人口のところで,つぼ型の少産多死の人口ピラミッドを扱ったばかりです。
韓国はソウルに人口が一極集中しており,深刻な住宅不足や生活環境の悪化を招いているという点は授業中に触れました。また,そうした都市問題が人口減少に繋がるという点もノートに書いてありますので確認しておいてください。
記事にもありますが,昨年の韓国の合計特殊出生率は0.98で,日本の数字をはるかに下回ります。保育園の拡充や幼児の医療費無償化を進めたものの,少子化に歯止めが掛かっていないという指摘は,日本も参考にしたいところである。首位都市の住環境の悪化が人口減少をもたらすという点については,地理Bの授業で考察を深めていきたい。