第142回直木賞受賞作、佐々木譲『廃墟に乞う』(文春文庫 2012)を読む。
2007年から2009年にかけて「オール讀物」に掲載された短編集で、表題作の他、5編が収録されている。
凄惨な殺人現場に出くわし、心的外傷後ストレス障害を抱え休職中の道警刑事仙道孝司の活躍が描かれる。
話のテンポも良く、最後に伏線が繋がり、飽きることがなかったのだが、これが直木賞かと言われると「う〜ん」と唸ってしまう。
第142回直木賞受賞作、佐々木譲『廃墟に乞う』(文春文庫 2012)を読む。
2007年から2009年にかけて「オール讀物」に掲載された短編集で、表題作の他、5編が収録されている。
凄惨な殺人現場に出くわし、心的外傷後ストレス障害を抱え休職中の道警刑事仙道孝司の活躍が描かれる。
話のテンポも良く、最後に伏線が繋がり、飽きることがなかったのだが、これが直木賞かと言われると「う〜ん」と唸ってしまう。