舘神龍彦『手帳進化論:あなただけの「最強の一冊」の選び方・作り方』(PHP新書 2007)を読み返す。
同じ本を二度購入してしまったので、ざっと読み返す。まだスマホが出始めた2007年当時に、クラウドサービスやScanSnapの活用と併用した手帳術を打ち出すなど、視点は鋭いものがある。
月別アーカイブ: 2013年1月
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くじらのメーリングリストより
『手帳とノート 魔法の活用術:仕事の人生がシンプルになる!』
和田茂夫『手帳とノート 魔法の活用術:仕事の人生がシンプルになる!』(技術評論社 2005)を読む。
「手帳オタク(自称)」な著者が、長年の遍歴を経て編み出した手帳の活用術、メモ術のノウハウが公開されている。著者は、スケジュールとToDoリストを書き込む「手帳」、将来必要になる様々な切り抜きやアイデアを保存する「ノート」、そして会議の記録や日々の雑感を書き留めておく「メモ」の3点の機能が大切だと述べる。また携帯電話の活用や、仕事のゴールデンタイムなど、著者が試行錯誤しながら得た経験が様々紹介されている。なかでも、日々の仕事だけでなく、「家を建てる」などの人生の目標も可視化することができる、日単位、週単位、月単位、年単位のToDoリストの柔軟な活用を重視している。
「手帳オタク」ならぬ「手帳活用ハウツー本オタク」の私も納得できる情報量豊富な内容であった。
東京駅
『仕事で差がつく手帳の技術』
長崎快宏『仕事と差がつく手帳の技術』(2005 ぱる出版)を読む。
筆者愛用の「SD手帳」を中心に、リフィルの使いこなしテクニックや整理術、移動書斎術など、海外や旅先などパソコンが使えない環境を想定した仕事術を紹介している。私自身、システム手帳を使っておらず、パソコンをメインに使っているので、直接的に役立つ知識はなかったが、一人のユーザーとしての率直な感想が興味深かった。冒頭で、筆者は次のように述べている。
コンピュータ時代にローテクの手帳は勝ち目がないように見えますが、いつも手元に置け、思いついた時にサッと書ける機動性は捨てたものではありません。文化を「いかに有意義にムダをするか」と捉えれば、手帳ほど有能なパートナーはいません。短時間で仕事をこなし、余った時間で大いなる人生のムダを楽しんでください。