月別アーカイブ: 2011年1月

『アンストッパブル』

今日の午前中は、子ども二人を杉戸にある「アグリパーク」という公共のちょっとした動物公園へ連れていった。
こどもたちは動物に餌をあげたり、ローラー滑り台を何度も繰り返したりして楽しんでいた。午後は午前の疲れと先週一週間の疲れが出たためか、私自身がソファでぐったりだった。

夜、子ども二人をお風呂に入れてから、ララガーデンへ映画を観に行った。デンゼルワシントン主演『アンストッパブル』(2010 米)を観た。
無人の貨物列車が暴走するという、いかにもアメリカのアクション映画の設定である。しかし、CGを凝らしたような大作映画ではなく、暴走列車に関わる人物ドラマに焦点があてられていた。そのため、実際にはあり得ないような設定に引いてしまうようなこともなく、純粋にストーリーを楽しむことができた。

『最後の愛人』

団鬼六『最後の愛人』(新潮社 2003)を読む。
20代前半の和風美人を「愛人」にした70代の作者の身辺記である。
ハードなSM小説家というイメージが強い鬼六氏であるが、意外や文章は繊細で、勃起不能となってしまった自身の老いの問題に直に向き合っている。

『ソーシャル・ネットワーク』

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子どもを二人お風呂に入れてから、久しぶりにララガーデンにあるユナイテッドシネマへ出かけた。
デヴィッド・フィンチャー監督『ソーシャル・ネットワーク』(2010 米)を観た。
ハーバード大学の学生であったマーク・ザッカーバーグ氏が、フェイスブックというソーシャルネットワーキングサービスを立ち上げるまでの過程が描かれる。
セリフの応酬が迫力あった。

「子ども貧困」

今日の東京新聞の「子ども貧困」は、新聞奨学生となって専門学校に通うも、家庭の経済状況で中退せざるを得ない若者の背景に迫っている。特に専門学校では 奨学制度が充実していないため、授業を払えないとすぐに中退に追い込まれてしまう。学費の高騰により、バイト代で学費を稼ぐというのが夢物語となってし まった以上、働きながら夢を追う若者の何らかのサポートが必要となってくるであろう。
以下、新聞記事の引用です。
国が「学校教育の最も重要な調査」と位置付ける学校基本調査は、その対象を在学・卒業者に限っている。中退者の実数すらつかめていないのが現状だ。文部科学省調査企画課は「大学や専門学校の担当部署から依頼がない」と素っ気ない。
東京都専修学校各種学校協会の2008年度の調査によると、都内の専門学校中退者は約6500人に上った。「資格を目指す目的意識の高い学生が多いだけに、経済的な理由が与えた影響は大きいのでは」と危機感を募らせる。

「子ども貧困」

本日の東京新聞朝刊の「子ども貧困」は、一見普通の暮らしをしていながら、借金まみれになっているケースを紹介している。特に田舎では横並び意識から教育 費などを無理し、子育てを終えるころに限界が来るという。公教育を充実させ、「学校で勉強していれば大丈夫」という信頼、引いてはそういう社会を作ってい くことが求められる。
以下、新聞記事の引用です。
多重債務問題に取り組む全国の約90団体が加盟する「全国クレジット・サラ金被害者連絡協議会」によると、2009年に寄せられた相談件数は計約 8200件。相談者は40、50代で半数近くを占め、借金の主な原因は「家計費の補助」が40%超。「年齢的に給料は最も多くなる時期だが、子どもの養育 費も多く掛かるころ」と同会の本多良男事務局長は指摘する。