松久淳+田中渉『天国の本屋』(かまくら春秋社 2000)を読む。
小一時間ばかりの間、ほっとするような気持ちになる中編小説である。
月別アーカイブ: 2010年5月
『失敗しない! トラブルに巻き込まれないはじめての一戸建て:選び方・買い方・建て方ガイド』
今年のGWは5日間とも好天に恵まれた。GWずっと晴天というのは戦後初めての記録だそうだ。
今日のこどもの日も夏の暑さであった。久しぶりに埼玉武専の実技練習で汗をかいた。痛めている右の手首をさらに捻りまくったのでボロボロになってしまった。前足底の軽い痛みの感覚が妙に懐かしい。
山下和之『失敗しない! トラブルに巻き込まれないはじめての一戸建て:選び方・買い方・建て方ガイド』(PHP研究所 2005)を読む。
この手の本にしては古い内容であったが、建築条件付き宅地や住宅性能表示制度、元金均等返済など、現在でも買い手に必要な知識が得られて良かった。
住宅展示場
今日は家族を連れて、春日部の住宅展示場に出かけた。そこで、セグウェイの体験試乗会が開かれていたので早速乗ってみた。展示場の敷地内をゆっくり50 メートルほど係に人に誘導されて走ったのだが、その反応の軽さにびっくりした。ちょっと体を倒したり、バーを傾けるだけで、するすると機体が動き出した。 目新しい遊びの乗り物というだけでなく、福祉の分野でも様々に応用が利きそうな気がした。
『日本の公安警察』
昨日大宮のジュンク堂に出かけた。NHKテレビの「古典への招待」のテキストと講談社現代新書で「日本の公安警察」という本を買った。「日本~」の方は共同通信の記者が書いたもので、特高からの流れがうまくまとまっていた。敗戦後GHQ内部に対立があり、その対立の中をレッドパージの流れに乗って公安が設立されたなかなか背景は興味深いものであった。GHQ時代の検証は今後もさまざまな歴史的流れの中で追っていくべきである。昨今マスコミで警察不祥事が報道されているが、刑事警察にだけでなく、公安にも市民の目が向けられなくてはならない。
『文系のための「Web2.0」入門』
小川浩『文系のための「Web2.0」入門』(青春出版社 2006)を読む。
これまでOSやアプリケーションソフトなどでIT業界を席巻してきたマイクロソフト社やクリック広告やポータルサイトの先鞭をつけたヤフーに代わって、こ こ数年、既存のOSやアプリケーションに依存しないグーグルの台頭が著しい。著者はそうしたPCやケータイといったハードやOSの枠を越えて、直接に Webそのものをプラットフォームとする新たなビジネスやライフスタイルの変化そのものを「Web2.0」と名付ける。
後半では、グーグルが世界中のありとあらゆる情報をインデックス化し、国家を越えた神になるのではと、SFアニメのような予言をしている。しかし、無碍に否定もできない現状をひしひしと感じる今日この頃である。