昨日大宮のジュンク堂に出かけた。NHKテレビの「古典への招待」のテキストと講談社現代新書で「日本の公安警察」という本を買った。「日本~」の方は共同通信の記者が書いたもので、特高からの流れがうまくまとまっていた。敗戦後GHQ内部に対立があり、その対立の中をレッドパージの流れに乗って公安が設立されたなかなか背景は興味深いものであった。GHQ時代の検証は今後もさまざまな歴史的流れの中で追っていくべきである。昨今マスコミで警察不祥事が報道されているが、刑事警察にだけでなく、公安にも市民の目が向けられなくてはならない。