村上春樹『国境の南、太陽の西』(講談社文庫 1995)を読む。
2・3日前から、新聞やテレビで『1Q84』の第3巻の発売が大々的に報じられている。そこで、自室の本棚の天板の上に堆く積み上げられた本の山から「村上春樹」と名がついた文庫を一冊引き抜いて読んでみた。
途中、「数年前にも読んだことがあるな」と軽く後悔したが、内容はすっかり忘れていたので最後まで楽しむことができた。ちょうど私と同じ、子どもが二人いて、一応の満足できる生活レベルにいる36、7歳の男性が主人公の話だったので、共感しながら読むことができた。
新しい生活の緊張感がまだ続いている。日曜日の今日も9時間たっぷり寝たにも関わらず、レストランや車の中で何度も昼寝をしてしまった。
慌てない、慌てない、一休み、一休み。