綾小路きみまろ『有効期限の過ぎた亭主・賞味期限の切れた女房 綾小路きみまろ独演会』(PHP研究所 2002)を読む。
綾小路氏がまだテレビで大きく取り上げられる前のライブや、苦節30年の遍歴人生が語られる。
月別アーカイブ: 2010年3月
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『「戦争漫画」傑作選』
手塚治虫『「戦争漫画」傑作選』(祥伝社新書 2007)を読む。
作者の手塚氏は戦争そのものに否定的で、戦争に打ち勝つには、決して武器をとることではなく、自分のやりたいことや目標を持ち続けることだと訴える。
漫画評論家の中野晴行氏は解説の中で次のように述べる。
正しい戦争など存在しない、というのは手塚が何度も繰り返したメッセージだ。
(中略)戦争の最大の犠牲者は何も知らない子どもたちである。少なくとも彼らが、親を失い、家を焼かれてもなお、戦争が正しいと思うことはないだろう。
(中略)手塚は、こんなバカげた戦争を引き起こす原因は多くの場合、人間の利己主義だ、と洞察していた。つまり、自分だけ、自分たちの民族だけ、自分たち の宗派だけは助かる、という根拠のない思い込みが戦争を正当化するのだ。人類が滅びても、神が自分たちだけを救う、とか、自分たちだけは死後の世界の幸福 になれる、という理由だけで聖戦を遂行されたのではたまったものでない。
『シャーロック・ホームズ』
『最新絶対失敗しない一戸建て住宅の選び方買い方』
山下和之『最新絶対失敗しない一戸建て住宅の選び方買い方』(日本実業出版社 2005)を読む。
一戸建ての魅力や可能性よりも、ローン金利やら税金、価格動向など話の半分以上がお金に関するものであり、あまり読んでいて面白くなかった。