青野弘『こんなFPが顧客をダメにする』(セルバ出版 2004)を読む。
ここ最近注目を浴びているファイナンシャル・プランナーの資格の紹介に始まり、具体的事例を交え、ファイナンシャル・プランナーの仕事の醍醐味や難しさ、悩みを語る。これから格差社会の中、ますます富裕層は富む傾向にあり、そうした顧客をがっちり掴むと仕事もスパイラルに順調に伸びていく。しかし、日本ではまだまだファイナンシャル・プランナーという資格だけで食べていくことは難しい。それぞれの専門の母体(銀行業、生命保険、損害保険、税理士、司法書士など)や得意分野を生かしつつ、幅広い連携で活動すべきであるし、そうしたネットワークを持ったFPを選ぶべきだと説く。
後半はあまり興味が持てない内容だったので読み飛ばしてしまった。
著者青野弘氏が代表を務めるアルダ・ビジネスコンサルタンツ株式会社