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『男はつらいよ:純情篇』

妻子が寝静まってから、リビングで一人、「ドンタコス」一袋と「KIRIN 淡麗グリーンラベル」片手に、渥美清主演、山田洋次監督『男はつらいよ:純情篇』(松竹 1971)を観る。

『男はつらいよ』シリーズの定石通り、放浪暮らしから柴又に帰ってきて、ほろ苦い失恋からまたテキ屋生活に戻っていく。

子どもの頃、中年オヤジの恋物語だと見向きもしなかった。しかし、今観ると、主役渥美清さんも妹さくら役の倍賞千恵子さんも若い!! いつの間にか私自身が車寅次郎の年齢になってしまっている現実に気づかされた。いざ40代間近になってみると、車寅次郎の親もいない独り身で全国各地を放浪している肩身の狭さがひしひしと実感として伝わってくる。

また、マドンナ役の若尾文子さんが若かった。黒川紀章の夫として国政にチャレンジしていた姿が未だに強いが、

『スリザー』

テレビで録画した、ジェームズ・ガン監督『スリザー』(2006 米)を観た。
宇宙からやってきた人間に寄生するミュータントがパニックを引き起こすという、典型的な低予算のB級アメリカンゾンビ映画である。
ビールを片手に頭を空っぽにして楽しむ映画であるが、こういう娯楽映画も大切である。

『SRサイタマノラッパー』

入江悠監督『SRサイタマノラッパー』(2009 ノライヌフィルム)をDVDで鑑賞した。
埼玉の外れという中途半端な田舎で、高校卒業して職にも就かずヒップホップで世界に出ようという夢を追いかける若者の姿を描く。
東京都心まで電車で一本、2時間弱の距離なのだが、その分だけ若者の将来に対するやるせなさが浮かび上がってくる。
田山花袋の『田舎教師』も同じく、羽生でグダグダと現実に埋没していく文学青年を描いたが、その意味で、この『SR〜』も現代版『田舎教師』と評してもよいのではないだろうか。

[youtube]https://www.youtube.com/watch?v=UEo-FyUnzE0[/youtube]

『愛を殺さないで』

テレビで放映された、アラン・ルドルフ監督、デミ・ムーア主演『愛を殺さないで』(1991 米)を深夜に観た。
警察での尋問と過去の連続殺人事件のシーンが交互に展開され、最後の最後で、そもそもの発端となった殺人事件の真相が明らかになる。
映像で見るよりも、脚本で読んでみたかった作品であった。