映画」カテゴリーアーカイブ

『ツイステッド』

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地上波で放映された、フィリップ・カウフマン監督、アシュレイ・ジャッド主演『ツイステッド』(2004 米)を観た。
350mlのスーパードライ1缶で心地よく酔ってしまったので、きちんと観た訳ではないが、あまり面白くない作品であった。しかし、展開も良く、話も伏線が張ってあり、途中で観るのをやめるほどではなく、ダラダラと見続けた。

『こびと劇場3』

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真ん中の子と下の子を連れて、イオンシネマへ『こびと劇場3』(2013)を観に行った。
『こびとづかん』というキャラクターの絵本?図鑑?を全く見たことがなかったので、ただひたすらつまらない作品でしかなく、1時間の上映時間のうち30分ほど熟睡してしまった。下の子は行きの車の中で寝てしまい、映画が終わるまでずっと寝ていた。真ん中の子も途中で飽きてしまったようで、何度も「もう帰ろう」とせがむが、せっかくの昼寝を邪魔されたくないので、「もうすぐ終わるから」となだめ、結局最後まで見続けた。カメラワークも粗く大画面で観るには辛い作品であった。後ろに座ったいたもう一組の観客は途中で帰ってしまった。

『許されざる者』

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映画の試写会の鑑賞券が当たったので、イオンシネマで、李相日監督渡辺謙・柄本明・柳楽優弥主演『許されざる者』(2013 ワーナーブラザース)を観に行った。
辛口にコメントするならば、中身の薄い大作映画だった。明治初期、元下級武士の釜田十兵衛が、女郎の顔を傷つけた破落戸(ごろつき)に復讐を果たし、さらにアイヌや女郎を差別的に扱う官軍に一矢報いるという内容である。しかし、渡辺謙演じる釜田たちの任侠心がいまいちはっきりとせず不純なものであるため、作品全体がすっきりとしないままに終わってしまう。アイヌを苛烈に支配してきた旧幕府の侍が、亡くなったアイヌ人の妻への慕情を心に仕舞い込みながら、官軍に鉄槌を加えるという設定自体が分かりにくさの原因となっているのであろう。ハリウッド映画のように、もっと単純に勧善懲悪な内容であれば共感しやすかったと思う。

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『デュー・デート 〜出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断〜』

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地上波で放映された、ロバート・ダウニー・Jr・ザック・ガリフィアナキス主演『デュー・デート 〜出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断〜(原題: Due Date)』(2011 米)を観た。
妻の出産を控えたロバート・ダウニー・Jr演じるピーターと、俳優志望のザック・ガリフィアナキス演じるイーサンの二人が、アトランタからロサンゼルスまでの3200キロをレンタカーで疾駆するロードムービーである。大麻や不法侵入、浮気疑惑などのトラブルが次々と生じる珍道中であるが、主人公二人の男の友情が段々と深まっていき、観ている側がハッピーエンドを期待してしまうような作品に仕上がっている。
日本語字幕では英語特有のギャグや恨み節などが上手く伝わってこなかった。生の英語が聞き取れるようになれば、もっと楽しむことができたであろう。

『ICHI』

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地上波で放映された、曽利文彦監督、綾瀬はるか、中村獅童、大沢たかお主演『ICHI』(2008 ワーナー・ブラザース映画)を観た。
私がこれまで観た映画の中で、ワースト10に入るほどの酷い作品であった。ノーカット版だったので、120分全編観たのだが、時間の無駄以上に、映画が嫌いになってしまうような出来映えであった。ヤフー映画の総合評価が3.7というのが信じられない。
マンガ的というよりは、セリフ回しやカット割り、演技含めて全て漫画そのものであった。漫画であれば想像力で補える部分が全て映像で見せつけられるので、余計に質(たち)が悪い。出演している役者全員に嫌悪感を禁じ得なかった。これ以上書くのは止めよう。