読書」カテゴリーアーカイブ

『子どもの肖像』

谷川俊太郎=詩・百瀬恒彦=写真『子どもの肖像』(紀伊國屋書店 1993)をパラパラと読む。
1988年と1993年の子どもの成長を撮った写真を並べて、テキトーに谷川氏の詩を並べただけの安易な企画本。

『萩』

吉賀大眉文・神山典之写真『『萩:日本のやきもの4(淡交社 1986)をパラパラと読む。
萩焼の歴史と作品の写真で構成されている。萩焼は文禄・慶長の役で帰化した朝鮮の陶工が、李朝陶技を毛利氏が治める防長二州の萩の地に伝えたことから始まる。

後半に萩焼の名作鑑賞の項があるのだが、全く意味が分からなかった。どうやら土の雰囲気を残して焼かれているものが価値が高いらしい。

『九州史跡見学』

川添昭二『九州史跡見学』(岩波ジュニア新書 1989)をパラパラと読む。
門司駅の変遷や、博多と福岡の違いなどが分かりやすく説明されていた。
この手の辞書的に解説が続く本は読むのが辛い。

『飛行機は世界を変えた』

大谷内一夫『飛行機は世界を変えた』(岩波ジュニア新書 1990)を読む。
タイトルにある通り、20世紀以降の飛行機の発展は戦争や経済を大きく変えることとなった。1903年にライト兄弟の初飛行以来、第一次世界大戦開始の1914年8月までに作られた飛行機は、合計1万機程度だった。これに対し、大戦中に作られた飛行機の合計は役17万7000機である。1914年当時の軍用機は時速80から120キロ程度、運用高度は3000mくらいだった。大戦末期の戦闘機は時速200キロ、運用高度は6000mになっていた。戦争は開発技術の試験を兼ねるので、一気に性能が向上していくこととなった。

また、1969年にブラジルの国営航空機メーカーとして誕生したエンブラエル社は、現在ボーイングに次ぐシェアを占めている。ネットニュースによると、バイオジェット燃料や電動小型航空機の開発も手がけているとのこと。ブラジルの工業発展の中で捉えておきたい。

『銀河宇宙オデッセイ 別巻』

NHK取材班『銀河宇宙オデッセイ 別巻:ビジュアル 宇宙がわかるデータブック』(日本放送協会 1991)をパラパラと読む。量子力学やらダークマターなど、数式も入ってきてよく分からなかった。唯一「星の死」の項が面白かった。質量が太陽の10倍以上もある恒星が老年期を迎えると、重力崩壊が起こる。

恒星内部のあらゆる物質に火がつき始め、中心温度が30億度にもなると、鉄の原子核がつくられ始める。鉄は元素の中で最も安定しているために核融合をしない。その結果、星の中心は収縮に次ぐ収縮で50億度もの高温になる。これほどの温度なると、鉄の原子核が破壊され、ばらばらの中性子や陽子になり、重力崩壊を起こす。

重力崩壊が始まると、星は急激に収縮し、中心密度が1立法センチあたり100万トンにもなると、ニュートリノですら、星の外に出られなくなる。密度が2億7000万トンを超えると全ての原子核は押し潰され、星の中心は中性子でできたガスになる。そして中心密度が1立法センチあたり4億トンになると、太陽の100億倍の明るさまで輝き出し、星全体が宇宙空間に飛び散っていく。これが超新星爆発である。