本日、春日部発のバスツアーに出掛けて来た。案の定中年以上の高齢者が多く、相対的にまだ若い私は少し浮いた感じであった。しかし自分で運転せず、勝手に観光地を回ってくれるというのは楽なものである。途中河口湖付近の忍野八海という富士山の雪解け水が湧水するところへ寄った。地下の溶岩で濾過されているということで数メートル先は見通すことの出来る大変きれいな池であった。諺に「水清ければ魚住まず」というが、悠々と鯉が泳いでいた。
バスツアー
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アテネ五輪の年、2004年がやって来た。今年は仏教大学での通信教育学習も含めて、おそらく一生のうちでも一番忙しい年になりそうな予感がする。今まで自分のための勉強をサボってきたツケが30歳を過ぎてやってきてしまった。30歳は『論語』で言うと「而立」なのだが、馬齢を重ねるだけであった私は「吾三十にして学を志す」意気の「志学」の身である。
今年は元旦早々小泉首相の靖国神社「公式」参拝などきな臭い動きが目立つ。自民党とブッシュ政権のごり押しでイラクに派遣された自衛隊を「国民の代表」と喧伝し、一方で「国家の英霊」を祭る靖国神社を参拝するという話は戦前の国家主義丸出しの行為である。自衛隊員が殺された場合また靖国神社に英霊として眠る事になるのだろうか。また自衛隊の「誤射」により殺されたイラク民衆の霊魂は果たして靖国神社に祭られるのだろうか。それとも千鳥が淵に祭られるのだろうか。
今日は衆院選の不在者投票に春日部市役所まで出かけた。別館の会議室の一角を用いて行っていたが、整理券を配るほどの盛況ぶりで投票までに30分ほどの時間を費やした。不在者投票と名はついているものの、実質「毎日が投票日」と評されるこの制度が施行されて間もないが、そろそろ一層の充実を計ってよい時期であろう。特に春日部市は前回の埼玉参院選補選の低投票率の批判を受けたにも関わらず、不在者投票所の案内は小さく、土曜日ではあるが市役所の職員もほとんど出て来ない。相も変わらずルーティンワークな仕事ぶりである。