今日は古河で漢字検定準1級を受けてきた。
勉強する暇がなかったので、ほとんど一夜漬けであった。200点中8割の160点必要なわけだが、自己採点の結果146点の不合格であった。問題集が少し古いものだったので、新しい傾向に少し戸惑ってしまったのもあったが、圧倒的に勉強不足である。しかしやればやっただけ点数につながるので、次回再チャレンジしてみたい。
以下に間違えた問題の一部を列挙しておく。
(読み)
儲君の誕生を祝う提灯行列だ。
禾黍の穂が秋風に波打つ
壷中の天に遊ぶ
稲粟を蓄蔵する
熊の爪牙は危険だ
動物に寓けた話だ
胸にたまっていた澱が消えた
約めて話すのはやめてほしい
夕暮れになると漫ろ悲しくなる(書き)
階段から落ちて大腿部を打った
宝石が燦然と輝く
絶妙の演技に皆は拍手喝采した
蓑になり笠になる
骸骨を乞う
尾鰭が付く
この中で「骸骨」という字は余裕で書けるが、上記の文章から「骸骨」は頭に出てこなかった。「漫ろ」は読めてしかるべき語だが、つい古文として「すずろ」と読んでしまった。準1級レベルの漢字はどれも見たことがあるのだが、書いたことのない字が多くてやっかいが、新体字と旧体字の違いや「輔・祐・朋・哉・宏」といった人名によく用いられる字への理解が深まるのでオススメである。しかし1級はどうみてもマニアの世界である……