"MANIFESTO"

ここしばらくライムスターというヒップホップグループの「MANIFESTO」というCDを借りて車の中で聴いている。
グループのリーダーである宇多丸さんが頻繁にTBSラジオに出演するので興味を持ったのがきっかけである。ラジオを聴いていると、同世代の男性のアンテナにズバリとひっかかるような、映画やアイドル、巣鴨中学高校時代のねじ曲がった心境や逸話などの話が多い。また小島慶子さんの昼の番組にも出演しているのだが、そのやりとりはラジオならではの面白さが詰まっている。
芸名の不思議さと相俟って、一体どういう人なのだろうと2年近く関心を持っていたのだが、前日dmmに加入しやっと借りることができた。

日本語ラップというと、十数年前に大流行してそのまま消滅したのかと思っていた。当時は女性アイドルがボーカルをつとめていたり、歌詞も無理矢理韻を踏んだようなおちゃらけたものが多かったよう思う。
しかし、このライムスターの曲は、基本男性の野太い声とノリのよい音楽に乗せられ、日常生活の中で感じる悲哀や違和感が心地よく語られる。

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