『爆笑問題とウルトラ7』

爆笑問題ほか『爆笑問題とウルトラ7』(新潮文庫2002)を読む。
ほとんど笑いはなく、中身の大半は、立川談志や橋本治、山田洋次等と爆笑問題太田との芸術論である。単なる文学論、映画論ではなく、テレビという出れば出るほど大衆に晒され、自らの芸が枯渇していくシステムの中でしぶとく生き延びていくための芸術のありようを模索している。

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