明日の9日の衆院選の日に、パレスチナのNGOが「アパルトヘイト・ウォールに反対する国際デー」を呼びかけている。
先日東京新聞でも特集されていたが、イスラエル政府の手によって、まさにドイツのベルリンの壁と同じほど俗悪な、パレスチナとイスラエルを分割する壁が建設されている。しかも単に国土を分けるだけでなく、過去のユダヤ人居住区(ゲットー)よろしく、パレスチナ人を一定地域に閉じ込めるための国家的な人種差別の壁である。南アフリカの人種隔離政策になぞらえ、「アパルトヘイト・ウォール」と名付けられている。このアパルトヘイト・ウォールの建設中止を求める国連安保理の決議は米国が拒否権を行使したことで終わった。しかし、10月21日に開催された国連緊急総会の場で、「壁」の建設中止と撤去を求める決議が賛成144反対4[米国、イスラエル、ミクロネシア、マーシャル諸島]棄権12で圧倒的支持を得て可決されたとのことだ。しかし、それを受けてもイスラエル政府は、国連決議を無視して「壁」の建設を続行すると表明し、各国から非難を浴びている。
「アパルトヘイト・ウォールに反対する国際デー」
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