『くたばれ!専業主婦』

石原里紗『くたばれ!専業主婦』(光文社知恵の森文庫 2003)を読む。
現在の年金制度の改悪に歩を合わせるように、収入のない専業主婦は「ただの無職であり、ダンナに寄生するカチク以下の立場であり、働く人すべてから搾取する、社会の粗大ゴミのような存在」だと過激な言葉のみが踊る内容のない文章が続く。男性の作者であれば、クレームが集中するところだが、女性の、そして元主婦による執筆という建前なので質が悪い。読後感の悪い作品であった。

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