上田賢一『猛虎伝説』(集英社新書 2001)を読む。
戦前から戦後にかけての阪神タイガースの軌跡を親近感交えて追っており、引いては戦後プロ野球の発展の歴史と重なっている。新聞やテレビでは、巨人阪神戦を「伝統の一戦」とよく表現するが、これまでその「伝統」の意味がぴんと来なかった。しかし、藤村、江夏といった名球会選手の現役の頃を眺めると、関西特有のアンチ巨人、アンチ東京の精神が体現されていることに気づく。
『猛虎伝説』
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上田賢一『猛虎伝説』(集英社新書 2001)を読む。
戦前から戦後にかけての阪神タイガースの軌跡を親近感交えて追っており、引いては戦後プロ野球の発展の歴史と重なっている。新聞やテレビでは、巨人阪神戦を「伝統の一戦」とよく表現するが、これまでその「伝統」の意味がぴんと来なかった。しかし、藤村、江夏といった名球会選手の現役の頃を眺めると、関西特有のアンチ巨人、アンチ東京の精神が体現されていることに気づく。