『もっと知ろうアジア』

陸培春(ルペイチュン)『もっと知ろうアジア』(岩波ジュニア新書 1995)を読む。
著者の陸氏は、母国日本を愛するあまりに、第二次大戦中の日本軍の虐殺行為とそれを風化させようとする戦後の日本人ありように疑問を呈する。自衛隊を増兵し「国際貢献」に邁進することよりも、留学生の受け入れや国籍条項など国民の日常生活における国境の垣根を壊していく草の根レベルの交流こそが日本に求められる平和維持活動だと述べる。

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