『日本の文化』

村井康彦『日本の文化』(岩波ジュニア新書 2002)を読む。
記紀や風土記から日記文学、茶道を経て、松尾芭蕉までの近世以前の日本の文化を網羅的に取り上げる。しかし、瑣末な事柄にこだわり過ぎて日本文化のイロハも分からない。挿し絵や写真がほとんどなく、ひたすら文章だけで文化の概要を説明しようとする編集方法に問題あり。後半は内容の理解に苦しみ、読み進めるのが苦痛であった。はっきり言って駄本である。

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