『まじかる☆タルるートくん』などの作品で知られ、テレビにもよく出ている漫画家江川達也氏に最近興味を覚え、深夜に妻と二人で、近所の国道16号沿いの漫画喫茶に出掛けた。
「漫画喫茶」の看板が掛けられているが漫画はあまりなく、パソコンや衛星放送、プレイステーション、ビリヤードなど暇つぶしの機器が所狭くならんでいた。冷房ガンガンの寒い個室の中で、2時間近く『東京大学物語』という漫画を読んできた。とある函館の偏差値の高い高校が舞台で、東大合格を人生の至上目標とする受験生村上直樹くんが、過剰なストレスのため、自意識の世界で繰り広げられる恋愛と妄想に振り回され、現実感がゆがんでいく様子がリアルに展開されていた。
あいにく第3巻までしか読むことができなかったが、漫画ならではの読者の予想を常に裏切るストーリーにはまってしまった。何とか時間をやり繰りして全巻読破してみたい。
『東京大学物語』
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