『裸の王様』

ビートたけし『裸の王様』(新潮新書 2003)を読む。
いかにもタケシのべらんめいの語り口を真似たゴーストライターによる著書という趣だ。政治や中国、一夫一婦制などの社会問題を、ちょっと斜に構えた視線で切っていく。どこかの大学のひねくれた非常勤講師が、ビートたけしの名を借りて社会に物申すといういかにも週刊新潮の右派調コラムのような内容となっている。1時間程度の暇を潰すにはちょうどよい。

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