『でかいプレゼン』

高橋征義『でかいプレゼン:高橋メソッドの本』(ソフトバンククリエイティブ 2005)を読む。
ソフトウェア開発者である著者が苦手なプレゼンを何とか乗り切ろうと、苦肉の策であみ出した効果的なプレゼン方法が紹介されている。伝えたいことを一言だけ、画面いっぱいに表示することで、見やすく画面に集中できるインパクトのあるプレゼンができると著者は述べる。画面を見ると、何やら昔のルパン三世やエヴァンゲリオンの番組タイトルシーンのようだ。しかし、著者も「高橋メソッドが魅力的に見える理由は、日本語の文字体系が非常に豊かであり洗練されているためでしょう」と述べるように、表意文字としての漢字の特徴である視認性(一目で意味内容を把握することができる)に改めて着目した点はすばらしい。

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また、みのもんたが「午後は○○思いっきりテレビ」でフリップの一部のキーワードを隠して話を展開する”もんたメソッド”なるプレゼン法も巷間あるらしい。

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