『世界の中心で、愛をさけぶ』

片山恭一『世界の中心で、愛をさけぶ』(小学館 2001)を読む。
白血病で彼女を亡くした主人公の男子高校生の一人称の語り口で、彼女との楽しい思い出や、彼女の死後の喪失感、そして、生きること死ぬことの意味が語られる。白血病を題材とした陳腐なドラマ仕立てであるが、後半、つい涙腺が潤んでしまった。

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