丸山和也『正義の判決:行列のできる弁護士』(小学館 2002)を読む。
今回の参議院に自民党の比例代表として出馬する人気タレント弁護士の丸山氏の著書である。一体彼はどのような人物であるのか興味があって手に取ってみた。一夫一婦制の「正常」な結婚制度に対して疑義を挟んでみたり、何でもアメリカの言いなりになる日本に対する不信、そして、被害者意識を慮った死刑制度の存続を訴える。根回し米国追従の自民党というよりも、民主党小沢代表寄りな見解が目立つ。人情派弁護士というキャッチフレーズからは程遠い、タカ派的な見地に立った意見が多かった。
『正義の判決:行列のできる弁護士』
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