パンフレット研究:駒沢大学

駒沢大学のパンフレットを読む。
渋谷から二駅の都心のど真ん中の至便な場所にありながら、駒沢オリンピック公園に囲まれた緑豊かな大学である。
江戸時代の曹洞宗の研究施設が母体となっており、1905年に「曹洞宗大学」として出発し、1925年に「駒澤大学」に改称した歴史ある大学である。
そして、先日の亜細亜大とはやはり異なり、学部の授業紹介がパンフレットの半分を占めている。駒大は、仏教学部、文学部、経済学部、法学部、経営学部、短大放射線科から改組した医療健康科学部、そしてメディアを媒介としながら世界を視るグローバル・メディア・スタディーズ学部の7学部から構成される。また大学院も6研究13専攻設置され、法科大学院も開設されている。

パンフレットを読む限り、経済学部に現代応用経済学科、経営学部に市場戦略学科、また、文学部地理学科に地域環境研究専攻を設けるなど学科レベルでの改革はしているが、昔ながらの学部構成や全学共通科目、必修第2外国語、必修保健体育科目などの枠組みは壊していない。
また、有名大学ならではのパンフレットで、2008年卒業学生の一流企業への就職活動体験談がたくさん掲載されている。高校でも大学でも同じで現役の学生が語るのが一番の宣伝である。

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