「難民防ぐ『壁』EU苦悩」

本日の東京新聞朝刊に、移民の不法侵入を防ぐ壁の建設を巡って議論が再燃しているとの記事が掲載されていた。米トランプ前大統領がメキシコからのヒスパニックの流入を防ぐために壁を建設したが、トルコと国境を接するギリシアやセルビアと国境を接するハンガリーなどで壁の建設計画が着々と進んでいる。

世界史の教科書を読むと、19世紀以降、欧米は中東やアフリカの植民地に自国が抱える矛盾を押し付けてきたと書かれている。そうした宗教や資源、民族、国境など様々な要因で疲弊している中東やアフリカからの移民は拒否するというのは