本日の東京新聞夕刊に、日米の野球界で活躍した松井秀喜外野手の引退が報じられている。巨人では「紳士」たる態度を保ち、米野球でも「真摯」に野球に打ち込んだ姿は、野球だけでなく他のスポーツやビジネスの世界でも参考になるところが多かった。
松井選手が甲子園で活躍したのは1992年の夏だった。松井選手の引退の記事を読みながら、自分自身の1992年の夏を振り返ってみた。当時は伊勢原市に住んでいたが、定食屋のテレビで甲子園のニュースや日本シリーズを見ていた記憶が残っている。まだJリーグが始まる前の年であった。松井選手の5打席連続敬遠とヤクルト杉浦選手の代打さよなら満塁ホームランと、スポーツは野球一色の時代であった。
来年で私も不惑を迎える。人生の折り返し地点を回った最近は、長く活躍したスポーツ選手や芸能人に自分の人生を準えるようになってきた。あの夏からずっと松井選手は第一線のスポーツ選手として活躍し続けてきたのだ。あの夏からずっと。。。