関東学園大学のパンフレットを読む。
群馬県太田市にあり、経済学科と経営学科からなる経済学部と法学部、そして大学院から構成される小規模の大学である。
どちらの学部にもスポーツマネージメントコースが設置され、経済や法律の勉強と併行して、保健体育の教員にもなれるという「贅沢」なコースである。パンフレットを読む限りは、学問内容よりも、資格取得と就職支援、特待生・奨学金制度の充実を売りとした典型的な郊外型大学である。とりたてて特徴のない大学である。
入学者の学力は決して高くはないためか、コンピンテンシー(社会に対応し、適応する力)育成プログラムが一年次に導入され、少人数制による基礎学力充実とモチベーションの向上が図られている。女子サッカーやソフトボールが強化クラブとして活動しているようだ。
「人口論」で有名なイギリスの経済学者マルサスの自筆文書が保管されていることが、他大学と差別化を図る唯一の宣伝材料か。
パンフレット研究:関東学園大学
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