「オタクと町が萌えた夏」

先日録画した「NONFIX」というドキュメンタリー番組を観た。「オタクと町が萌えた夏」と題した内容で、『らき☆すた』という漫画で一躍有名になった 埼玉県鷲宮町に集うオタクたちの一夏が描かれる。
私は漫画を読んだことがないのだが、『らき☆すた』で描かれた場所を巡る「聖地巡礼」や、車やバイクにキャラクターの絵を描く「イタシャ(痛車)」や「イタンシャ(痛単車)」なるものまであり、周辺の商店街では様々なグッズが売られているそうだ。そうしたオタクの若者たちが、『らき☆すた』という漫画を通じて友人と出会い、居酒屋でコミュニケーションを学び、そして「らき☆すた」神輿を担ぐまでに積極的・社交的になっていく姿が印象的であった。それはダサイ「オタク」からカッコイイ「オトナ」になるのではなく、カッコイイ「オタク」になることであった。

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